与えるよりも効果的?正しく覚えておきたい
大人の洗顔方法
大人になると美容成分や保湿成分を与えるケアに注力しがちになりますが、正しい洗顔を繰り返す方が肌にとっては良いことが多いもの。
与えるケアよりも、正しく洗うケアができているか確認してみましょう。
与えるケアよりも洗うケアに重点を置くべき理由
化粧水や美容液による美容成分を与えるケアに重点を置きがちになりますが、エイジングケアは「洗うケア」に注目してみてください。
肌は約30日の一定期間を経て新しい肌へと生まれ変わり、古い肌は垢となって剥がれ落ちます。ただしこのターンオーバーと呼ばれる周期は年齢を重ねるごとに長くなり、古く角質が肌から排出されにくくなるように。
肌に厚みが出てしまい、いくらスキンケアしても美容成分が届かなくなってしまいます。さらに古い角質やメラニン色素が肌に沈着し、シミやくすみの原因になることもめずらしくありません。
ゴワゴワした肌や色ムラのある肌は、正しい洗顔で正常なターンオーバーを取り戻していきましょう。
できているかチェック!毎日の正しい洗顔方法
まずは正しい洗顔方法ができているかを、この機会に見直してみましょう。知っていても、実際にできているとは限りません。客観的にチェックし、身に着いた習慣を改めてみてください。
少ない量では肌をこすってしまい、ダメージを与える結果に。逆に多すぎると洗い残しが発生しやすくなります。
一度説明書きをチェックし、正しい量を把握したうえで使用しましょう。
顔を洗う時に、指や手が肌に触れているのはNGです。濡れた肌はバリア機能が弱まっているため、摩擦に弱いということを覚えておきましょう。
たっぷりの泡を転がすのみにして、指などが触れないよう注意してください。
洗顔後にタオルでゴシゴシ拭くと、タオルの繊維で肌がこすられてダメージを受けてしまいます。顔から垂れない程度に優しく水分を吸わせたら、すぐに化粧水を塗布してなじませてしまいましょう。
タオルには繊維やゴミが付着することもあるため、敏感肌の方は柔らかいティッシュで水分を吸わせるのもおすすめです。
基本の洗顔法ですが、毎日繰り返すからこそ抜け落ちている部分も多いはず。一度原点に立ち戻り、厳しくチェックしながら正しい洗顔法を習慣にしていきましょう。
まとめ
大人肌は成分やうるおいを与えるケアと同じぐらい、洗うケアも重要になります。正しい洗顔法によって、遅れがちになるターンオーバーを正常化させることを意識してみましょう。
古い角質が除去されやすくなれば、美容成分も肌の角質層に届きやすくなるもの。洗顔を見直し、年齢に負けない美肌を育みましょう。